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  ◆Virtue 投稿者ロマンス翻訳書をもっと出して会  
by Jane Feather from Bantam Books

舞台はナポレオン戦争時代の英国及びベルギー。
ある男が二人の子供達に遺書を残してこの世を去った。
数年後のブリュッセル。キャリントン侯マーカスは従弟で被後見人であるチャーリーのカードゲームを遠くから見守っていた。チャーリーの側には、若い彼が夢中になっている女性、ジュリエットが寄り添って立っていた。彼の向かいに座っているのは彼女の兄セバスチャンだった。彼女の振る扇に規則的な動きを感じたマーカスは彼女を外へ連れだし、従弟に対しいかさまをするなと脅しをかける。
しかし、チャーリーの彼女に対する熱は退かず、マーカスはジュリエットを自分の愛人にして欲を満足させれば、従弟への危険な影響はないだろうと判断し、彼女に自分の愛人にならないかと持ちかけるが、ジュリエットは彼の足下めがけて銃を発射してきっぱりと断った。
カトル・ブラで戦いが起こることを知ったジュリエットは、歴史の動きを見届けようと男装して荷馬車で戦場に向かう。それを目撃したマーカスは彼女に追い付き馬車に乗り込むが間もなく二人は情熱に呑み込まれていき、もはや互いに惹かれ合っていることを否定しようとはしなかった。最寄りの宿で二人はあっと言う間に結ばれてしまう。
けれども、マーカスは彼女が無垢だったことを知り、しかも同じ宿に立ち寄った知人に自分達が止まっているところを目撃されてしまい、これが彼女の策略では無いかと考えながらも、彼の名誉は彼女を妻に迎えなければならないことを感じてプロポーズをする。
一方、ジュリエットも窮地にあった。彼女と兄には目標があった。ギャンブルで資金を貯め、ロンドン社交界に乗り出し、父を死に追いつめたグレイスメア伯爵を破滅に追い込む事だった。今マーカスと結婚しなければ評判が傷つき、社交界に入り込むことさえ不可能になってしまう。セバスチャンの相談の結果、マーカスと結婚する。彼女が財産目当てに自分を結婚に追いつめたと疑っていることを隠しもしないマーカスに傷つきながらも、ロンドンへ足を踏み入れたジュリエットはセバスチャンと共に復讐への第一歩を歩み始める。
その頃、グレイスメア伯爵は財政事情が悪化してロンドンにやって来ていた。昔からの愛人であるアグネスを老貴族に嫁がせてその財産を食い物にする一方で、彼女の勧めに従って無防備な女相続人を狙うことにしていた。彼は又、かつてマーカスの許嫁を誘惑して奪ったことがあったが、その時の確執からマーカスに恨みを抱き、ジュリエットを誘惑してマーカスを辱めようとしていた・・・

二回続けてジェーン・フェザーですが、読んだばかりですので。ちょっとネタバレ的な表現ですが、兄妹の復讐劇は「エレクトラとオレステス」の現代版かと思えてしまう。作品全体がまるでカードのゲームのようで、緊張感がみなぎっています。
... 2002/04/14(Sun) 12:45:44 No.50  

Re: Virtue 投稿者まこ  <Mail>  

クラウディア・ビショップ、Databaseには名前しかなかったです・・。やっぱり英語勉強しなくちゃいけないのかしら。(++;)
... 2002/04/27(Sat) 23:21:21 No.51  


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