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  ◆Too Wicked To Love 投稿者ロマンス翻訳書をもっと出して会  
by Barbara Dawson Smith from St.Martin

舞台はナポレオン戦争時代の英国。
ジェーン・メイヒューは学者の父を最近失い、叔母と二人ウェセックスの田舎のコテージに住むオールドミス。そんな彼女の家のドアステップにある日赤ん坊が置かれていた。赤ん坊にはマリアンヌと書かれたカードと近所であるチェイスボーン伯爵家のシグネット・リングが添えられていた。
イーサン・シンクレア!チェイスボーン伯爵は悪評高い女たらしで、そのくせ不貞を働いた妻を離婚した男だった。しかも、ジェーンの子供時代の宿敵。
ジェーンは伯爵家に、金髪美女と伯爵がよろしくやっているところに乗り込んでいき、父親としてマリアンヌを責任もってめんどう見るよう要請する。途方もない出来事で信じようとしないイーサンに彼女は怒り出て行く。こんな父親に任せれば、メイドに預けっぱなしで子供が不幸になると思った彼女は、今度は弁護士に、イーサンが父親としての権利を放棄し、自分にマリアンヌを育てさせることに同意するという文書を作成させ、イーサンにサインを求めた。彼がその書類にサインしようとした矢先に彼の母親であるレディ・ロザリンドがヨーロッパ旅行から帰って姿を現した。噂を聞いた彼女は伯爵家の血を引く子供を外で育てさせるのは問題外と、ジェーンの元へ引き取りに行く。伯爵夫人の元にはマリアンヌに母乳を与えてやれるメイドがいたが、ロザリンドは間もなくロンドンに向かう予定だった。しかも、イーサンも子供の母親を探すためマリアンヌをロンドンに連れて行くと言う。ジェーンはイーサンの悪影響から守り、子供の母親代わりになる者が必要だから自分も付いて行くと主張し、イーサンは反対するが、伯爵夫人は賛成し、親友の娘で、名付け子であるジェーンを社交界に送り出すいい機会だという。
こうして、ロンドンに行ったジェーン達は早速母親探しを始める。候補者にはイーサンの別れた妻ポーシャもいたが、彼女は愛人の子供を妊娠中だった。ポーシャは彼女の不遇に同情を寄せるジェーンを利用してイーサンに近付き、金を無心しようとしていた。
そんな中で、ジェーンは伯爵夫人によって美しく変身して行き、イーサンの心を引きつけるが、かつてポーシャに裏切られた彼は自分の心を素直に認めようとはしなかった。
母親候補の女性を全て訪ねていったにもかかわらず、マリアンヌがイーサンの娘ではないという確証は得られなかった。しかし、その頃にはイーサンはマリアンヌに愛情を感じるようになっていた。彼はジェーンに、マリアンヌは自分の娘として育てる。君は社交シーズンが終わったら、ウェセックスに帰るようにと言う・・・。

バーバラ・ドーソン・スミスは摂政時代物を専らにする中堅の作家さんです。まだこれしか読んでないので作風とかはっきりとしたことは言えませんが、なかなかテンポの良い展開です。
... 2002/06/17(Mon) 00:58 No.55  


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