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  ◆Devil's Honor/ Saint's Temptation 投稿者ロマンス翻訳書をもっと出して会  
by Debra Dier from Leisure Books

【Devil's Honor】
 時は摂政時代の英国。
 父と兄が強盗に襲われて亡くなり、男爵令嬢のイザベルは二人の妹と取り残された。家督は父の従弟の手に渡り、イザベル達は領地内のコテージで暮らすことになったが、妹達の、特に年頃の上の妹の将来を確固とした物にするため、イザベルはひとりロンドンへ行き、父の遺言で保護者と定めれていたマーロウ公爵の元を訪れた。彼は父の友人であったが、保護者らしい事は何もしてくれていなかった。彼女は彼に妹を社交界へデビューさせ、良き夫を見つける手助けをするよう迫るつもりだった。しかし、訪れたロンドンの屋敷の書斎で待っていると、そこには若い男が寝ていて、近寄った彼女を娼婦と間違えていきなり迫ってきたのだった。驚いたことに、イザベルの父の死後間もなく公爵も亡くなっていて、この若い男こそが現在の公爵、ジャスティン・トレベリアンだった。彼女の言葉を信用しない彼に失望して、イザベルは故郷に飛んで帰る。後で知ったことだが、彼はその放蕩ぶりに「悪魔」と呼ばれ、娘達の母の悪夢とされる男だった。しかし、真実を知ってジャスティンは後を追ってきて、妹達を保護者らしく面倒を見る彼にイゼベルは悪評の裏に隠された思いやり深い側面を知る。一方、母の死以来心を閉ざし冷たくなった父と、冷酷な家庭教師の仕打ちからジャスティンは父に逆らい、愛を否定するようになり、双子の弟クレイトン以外には気を許せる者はいなかった。そんな彼の心にイザベルは真っ直ぐに入り込んでいき、愛に不慣れな彼は戸惑うのだったが・・

【Saint's Temptation】
 七年前、ハンティンドン伯爵のクレイトンは非公式の婚約者であった侯爵令嬢レディ・マリサから婚約の解消を求められた。深く傷ついた彼は軍に入り、戦争に赴いた。
 戦争が終わり、英国へ戻ってきた彼は父との約束である、公爵家の後継者の確保の為に結婚相手を探すことになる。そんなある日、彼の元にマリサがやってきた。婚約解消後も彼女は結婚していなかったのだ。彼女はあるパーティで彼の暗殺計画を耳にしたから気を付けろと忠告しに来たのだった。彼は取り合わなかったが、マリサは悪評高い双子の兄ジャスティンの元まで行って、クレイの身の危険を訴えるのだった。その行為を咎めようとした矢先に、クレイの屋敷の前でジャスティンが狙撃される事件が起き、マリサの言葉が真実だったことを知る。クレイはマリサと関わりたくなかった。再び彼女に気を許して深く傷つけられるのはご免だった。しかし、彼女は彼が止めるのも聞かず、この事件に首を突っ込み、自らをも危険に曝していた。彼は知らなかったのだ。七年前、何故彼女が婚約を破棄したのかを・・・。


悪魔と聖者と呼ばれるほど性格が違いながら、ともに恋にはぶきっちょな双子の兄弟のロマンスを書いた連作です。二つの話はほぼ同時期に進行します("Saint"の方がちょっと後ろにずれますが)
今回はじめてなので、あまり詳しいことは分かりませんが、デブラ・ディアは中堅の作家で、この様に、リージェンシーやアメリカ南部ものなど近代の作品を専ら発表しています。
... 2003/07/28(Mon) 01:03 No.76  


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